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専門家が指摘…クレーン車横転事故の原因は!? 警察などが実況見分〈宮城・塩釜市〉 (19/12/19 20:02)

宮城県塩釜市の工事現場でクレーン車が横転し、男性1人が死亡、5人が重軽傷を負った事故で、警察などは実況見分を行い、事故の原因を調べています。事故の原因について専門家は、横転防止の対策のほか「適切な作業」が行われていたかを指摘しています。

この事故は、12月18日、塩釜市新浜町2丁目のホームセンターの新築工事現場で、クレーン車が横転し、近くに停まっていた工事関係者の車7台が下敷きとなり、作業員1人が死亡、5人が重軽傷を負ったものです。
警察や労働基準監督署は、19日午前9時半から実況見分を行いました。
現場ではクレーン車のアームを切断し車両を起こしたのち、転倒防止の装置「アウトリガー」の周辺を中心に調べました。

記者リポート
「事故から33時間ほどが経ち、ようやくクレーン車が元の状態に戻りつつあります。アウトリガーの片方が埋まっていたことが確認できます」

「アウトリガー」が事故と関係しているのか?
クレーン車を安定させるために車両の両脇についている「アウトリガー」。
事故発生時には出ていたということですが、関係者によりますと、通常、「アウトリガー」の下には鉄板を敷くとされている中、18日は一部に木材が敷かれていたということです。
木材の使用が、横転につながったのか?
加えて専門家は、総重量およそ40トンのクレーン車の特性が事故につながった可能性も指摘します。

日本クレーン協会東北支部 熊谷謙一 事務局長
「総重量約40トンのクレーンの最大つり上げ荷重80トンとは、アームを一番縮めて一番立てた時で80トンつれますよということ。だからアームを最大に伸ばして、一番倒したときにいくら吊れるかと言ったらほとんどつれない。多分1トンとか2トンしかつれない、そういう状態になる。つっていた荷物がどれくらいの重さかは分かりませんが、動かして“作業半径”が大きくなって、転倒モーメントが大きくなって、倒れてしまったというのも1つの要因なのかなと思う」

警察によりますと、事故当時クレーン車は10トン程度の機械をつり上げていたということです。
これは事故が発生した時の映像です。クレーン車は資材を運びながら動いていることが確認できます。
資材がクレーンの支点から徐々に外側に離れた時、いわゆる作業半径が大きくなったとき、車体が浮き始め、転倒しています。
警察などは横転防止の対策は十分だったか、作業は適切に行われていたか、などを詳しく調べています。



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