高齢者の交通事故を防ごう｜09月02日 高知県のニュース

09月02日　16時20分

お年寄りの事故を防ぐ「高齢者交通事故防止キャンペーン」が始まり、高知市で開始式が行われました。

このキャンペーンは、日没が早まり交通事故が増える傾向にあるこの時期に、県警察本部と県が毎年行っていて、県警察本部で行われた開始式には警察官や交通安全協会のメンバーなどが参加しました。

県交通安全母の会の大崎章代会長が「高齢者が犠牲となる悲惨な事故がなくなるよう、家庭や地域で注意を促す声かけを積極的にしていきます」と宣言しました。

そして白バイや交通安全協会の広報車などが啓発活動に出発しました。

年末まで行われるキャンペーンでは、警察官などが65歳以上の高齢者１万人の自宅を訪問して交通安全を呼びかける他、自動ブレーキなどの機能を備えた「安全運転サポートカー」の運転を体験する催しなどが開かれます。

警察によりますと、県内では今年１月から９月１日までに交通事故で20人が死亡し、このうち16人が65歳以上のお年寄りだということです。

県警察本部交通企画課の島崎聡高齢者交通安全対策官は「高齢者が歩行中に車にはねられる事故が多発している。暗い道でも運転している人から気づかれやすいように、反射材をつけたり目立つ服を着るなどして事故に気をつけてほしい」と話していました。

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