パトカーから逃走中に事故 運転者は車を置いてさらに逃走 名古屋市緑区

９日未明、名古屋市緑区でパトカーから逃走した車が別の車に衝突する事故があり、運転していた男は、そのまま逃げています。

　警察によりますと９日午前１時頃、緑区浦里でナンバープレートを照らす灯りが切れている不審な乗用車をパトカーが発見。警察官が停止を求めましたが乗用車は逃走、１キロほど離れた鳴海町の交差点で信号を無視したり、逆走し始めたため、危険と判断してパトカーは追跡を一旦中止しました。

　その後、乗用車はおよそ５００メートル離れた交差点で、別の車に衝突したうえ街灯にぶつかって止まりました。けが人はいませんでした。

　乗用車を運転していた男は事故後に車を置いて逃げていて、警察は同乗していた２０代の男性から事情を聴いています。

　緑警察署の福田充宏副署長は「現時点で職務は適正だったと考えている」とコメントしています。（９日１１：１３）

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